3番近藤が的中! 日本ハムが西武にスミ1の勝利を飾った。今季初めて3番に座った近藤が1回、岸から決勝の1号ソロを放った。西武岸と前回対戦した5日は、わずか1安打で完封勝ちを許した。栗山監督は打撃コーチとも相談し、「先にもっていくか、後ろにもっていくかだけだから」。迷った末、打率の高い打者を上位に集めた。欲しかった先制点は、いきなり生まれた。1回、その近藤が「体が自然と反応しました」と内角直球を右翼席まで運んだ。4、6回にも安打を放ち3安打。8回にも四球を選び、全打席出塁の活躍だった。

 10日楽天戦と14日オリックス戦、4試合で2度も0-1で敗れた。「監督の能力がないから、1週間に2回も1-0で負ける…」。責任を痛感していた。この日、スコアは反対になった。「コンちゃん(近藤)らしかった。岸から3本打てたのは、確信を持っていけると思う」。勝てば、選手を褒める。常に選手のことを第一に考え、全身全霊をかけて取り組んできた。監督で積み上げた勝ち星は、299になった。【本間翼】