ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は5日、ニューヨークで運営委員会を開き、2013年に開催予定の第3回大会に向け、競技普及を目的とした予選を導入する方向性を確認した。

 正式決定すれば、予選は11年秋に実施する予定。第2回大会で勝利のなかった台湾、カナダ、南アフリカ、パナマに12チームを加えた16チームを4ブロックに分け、各ブロック1位が1次ラウンドに進出する案が検討されている。

 本戦の期間についても協議され、期間短縮や同一カード削減のために各ラウンドの1位決定戦の廃止やダブルヘッダーの実施が話し合われた。

 また、第2回大会の最終決算が約1800万ドル(約15億円)の黒字だったことが報告された。

 [2010年10月6日8時30分]ソーシャルブックマーク