DeNAの即戦力ルーキートリオが春季キャンプ第2クール初日の7日、そろってフリー打撃に初登板した。

 ドラフト1位柿田裕太投手(21=日本生命)、同2位平田真吾投手(24=ホンダ熊本)、同4位三上朋也投手(24=JX-ENEOS)が、それぞれ持ち味を発揮。柿田は「腕が振れて投げられたのでよかった。楽しかったですね。でも全体的な精度がまだまだ甘い。調子の波がないように、しっかりフォームを固めていきたい。それがプロで一番大事なことだと思うので」と、先発即戦力としての自覚を口にした。

 見守った中畑清監督(60)も高評価で、「3人ともルーキーの雰囲気じゃなく、迫力があったね。それぞれの特長を見せてくれて。マウンドの姿が勢いがあってダイナミック。うれしかったね」と、満面の笑みだった。