<日本ハム1-9ロッテ>◇25日◇札幌ドーム

 1軍デビューから3連勝中の日本ハム上沢直之投手(20)がプロ初黒星を喫した。

 1回に先制2ラン、2回にソロを浴びて主導権を奪われた。制球が不安定なまま迎えた5回。ここまで2打数2三振に抑えていたロッテ井口に左翼フェンス直撃の適時二塁打、続く大松には中前適時打を許し追加点を献上した。

 立て直せないまま5回6安打5失点で無念の降板。「ストライクを入れるのに精いっぱいな感じで、試合中に修正出来ず苦しい投球に終始しました」と猛省した。

 栗山英樹監督(52)は「明らかに何か課題があった」と、まゆをひそめた。