ソフトバンクの昨季MVP左腕リバン・モイネロ投手(30)が8日にみずほペイペイドームで今季初めて実戦形式のライブBPを行う。WBCキューバ代表に参加も、母国の経済、電力状況などから思うような練習ができず調整が遅れていたが、対打者まで来た。
本拠地での投手練習に参加したモイネロは、いつも通りの明るい表情で強化トレーニングなどをこなした。ここまでじっくりと状態を上げてきた。初の実戦形式を前に「明日投げて見て、どんな感じかを」と、話した。
早出特打に参加している1軍の打者4人と対戦。「当てないように」と笑ったが、相手に不足はない。倉野信次投手チーフコーチ(51)は「ある程度プランは立っている。上方修正するか下方修正するかは投げていきながらだが、プランはある程度立っている」と話す。今後は2軍での実戦登板などを挟むため、先発として復帰するのは早くても5月末と予想される。
前日6日に大関が8失点KOされ2軍降格。徐若熙(シュー・ルオシー)、スチュワートと開幕ローテーション6人の半分が2軍の非常事態となっている。現在1軍で中継ぎの尾形、上茶谷を起用するのか。2軍からはスチュワート、前田純、東浜、育成藤原、WBCメキシコ代表で右脇腹痛から復帰した育成アルメンタらが今後の先発候補となる。
昨季12勝3敗、最優秀防御率1・46を残したエースのモイネロが戦列に加わることが、一番の補強となる。首位オリックスとは3・5ゲーム差の2位。3位西武も1ゲーム差で迫っている。モイネロの1日も早い復帰が待たれる。【石橋隆雄】



