<ロッテ9-1日本ハム>◇25日◇札幌ドーム

 日本ハム中田翔内野手(25)が痛恨のボーンヘッドで、苦いゲームセットへと誘った。9点を追う最終9回。自らの安打で切り開いた1死一、三塁のチャンスで、ミランダが右犠飛。

 だがアウトカウントを「2死」と勘違いしていたとみられる中田が二塁へスタートを切っており、試合終了してしまった。三塁走者の生還は認められたが、後味の悪い1プレー。

 試合の大勢は決まっていたとはいえ、判断を誤らなければ少なからず反撃チャンスは残っていた。「今日は反省するだけ。あれはただのミス」とだけ話し、責任を受け止めていた。