<阪神1-5楽天>◇22日◇甲子園

 先発した阪神能見篤史投手(35)が今季ワーストの4回で降板した。2本塁打を含む5安打5失点で、6敗目を喫した。

 2回無死一塁で、新外国人ラッツに先制2ランを打たれた。真ん中に入った138キロの直球を、右中間スタンドまで飛ばされた。唇をかみしめベンチに戻った。「全体的に高かったし、修正ができなかった」と反省を口にした。

 91年野茂(近鉄)が持つプロ野球記録、6試合連続2桁奪三振が懸かった1戦も、奪った三振は3つのみ。大記録達成を逃し、交流戦最終戦も締めくくれなかった。