巨人上原浩治投手(33)の実戦復帰登板が、6月4日のイースタン・リーグのロッテ戦(ジャイアンツ球場)になった。ファーム再調整中の上原は、29日のイースタン・リーグ楽天戦に先発予定だったが雨天中止となった。ジャイアンツ球場の室内練習場ブルペンで、再調整となって以降最多となる124球の投げ込みを行った。この日に照準を合わせ調整を進めてきただけに「投げた感じは今日が一番良かったと思う。残念だった?

 そうだね」と話した。

 4月27日にファーム再調整となり1カ月が経過した。走り込みからスタートし、フォーム修正にも着手。2軍首脳陣と相談しながら、復調へ向けベストの選択を模索してきた。この日のファーム戦先発が流れたことで、投げ込みを試合の代わりとして1軍復帰する選択肢もある。だが上原には一刻も早く再昇格したい意向があると同時に、長くチームに迷惑を掛けた以上、万全を期してから合流し、貢献したい責任感がある。

 逆らえない天候の影響で生じた約1週間の遅れ。それでもエースは焦らず、当初の予定通り実戦のプロセスを踏む。総仕上げをしてから1軍の舞台へ戻る。