2年連続の首位打者&200本安打を目指すヤクルト青木宣親外野手(29)が、「宮崎弁」ヒーローインタビューで故郷を勇気づける。今年も年末年始から宮崎で続けてきた自主トレを、18日に打ち上げた。お立ち台で宮崎弁を使うプランに「機会があったらやりたい」と前向きだ。試合を決める一打を放ち「チャンスだったんで、『どげんかしたかった(どうにかしたかった)』」なんてフレーズが飛び出すかもしれない。

 昨年宮崎は口蹄(こうてい)疫被害で苦しみ、話題の人、東国原英夫県知事(53)は今月20日に任期満了で退任する。明るい話題が減る中、地元愛にあふれる青木が「どげんかせんと」と立ちあがった。

 07年には宮崎・日向の市民栄誉賞を受賞するなど、地元市民からも愛される存在だ。実は以前もお立ち台で宮崎弁を試したことがあった。「すべったんです。近くにいた女の子は笑ってくれたんですけど。他のファンの人は『ん?』みたいな感じで。イントネーションなのか、意味が伝わらなかったのか」と不発だった。

 ならばと、今季は最良の機会をうかがう。「友人、知人からいろいろな話を聞くと、口蹄疫とかで苦しんでいる県民の皆さんがたくさんいる。苦しい状況になっても、そこから逃げずにやる姿を見てほしい」。ただ1人未更改の契約は、来週中にもサインする見通し。昨季の2億8000万円(推定)から大幅アップは確実だ。名実ともに球界を代表する選手として、ファンサービスにも積極的に取り組んでいく。【前田祐輔】

 [2011年1月19日7時40分

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