横浜は、東日本大震災による動揺の中で練習を再開した。宮城・石巻市が実家の新沼慎二捕手(31)は、この日まで母親と兄の子供3人と連絡が取れていない状況だという。練習に参加した新沼は「行けるものなら現地へ行きたい。でも、姉と話したが、どうしても遮断されて行けないところがあるという」と、沈痛な表情で語った。「夜になると地元は寒いんで(テレビの)映像を見ているとつらいですね」と声を詰まらせながらも「家族が元気でいてくれることを考えて…そういう気持ちで待つしかない」と、無事を願った。
尾花監督は「慎二(新沼)の心情を思うとつらい。心配です」と表情を雲らせた。「我々にできるのは野球を通じて元気を与えること。しっかりしたプレーをお見せしたい」。また、昨年まで楽天に所属していた渡辺は「楽天の選手とは連絡を取っているが、みんな強い気持ちで震災に立ち向かおうとしている。ボクも同じ気持ちで、プロ野球選手として元気、勇気、希望を与えたい」と語った。



