オリックス木佐貫洋投手(30)が“電車断ち”で今季初勝利をつかむ。中10日のリフレッシュ期間が明け、今日14日の日本ハム戦(函館)に先発。函館を訪れるのは人生で初めて。鉄道と町歩き好きで有名な木佐貫にとって、路面電車や赤レンガ倉庫群がある港町は魅力たっぷりなはず。しかし、4試合未勝利の身であることから趣味の封印を宣言した。

 「チーム状態と自分の状況からして、そういうことを考えていられません」。

 前日13日も練習を終え、市内の宿舎に引きこもった。初訪問の土地では地図を広げ、名勝へ足を運び、歴史を学ぶことも多い。北の地であえて控え、勝利へのモチベーションを高めた。10日間の登録抹消中は走り込みや体幹強化などミニキャンプを行った。開幕投手を務めた12球団の投手で木佐貫だけが未勝利で、チームも最下位と沈む。初勝利でチームを上昇気流に乗せ、晴れて電車に乗るつもりだ。