日本人ジム所属選手で7人目の2階級制覇を達成したWBC世界フライ級王者亀田興毅(23=亀田)は11月30日、あらためて将来の「米国進出」を口にした。「フライ級(リミット50・8キロ)で体が持つまで何回か防衛しようと思う。将来的には米国でやっていきたい。強くて名前の通ってる選手に勝ったら、名前も売れるかな」。次戦はWBCが同級暫定王者ポンサクレック(タイ)との統一戦を行うと決めているが、興毅は「決まった相手とやってきっちり防衛するだけ」と話した。

 試合後からテレビ、ラジオの番組に出演し続けた。その合間に会見と、大忙しの1日に「一睡もしてないから実感が全然わいてない。(携帯電話の)メールは殺到ですわ」と苦笑いした。