4月12日のIGF大阪大会(大阪府立体育会館)で、TNAヘビー級王者カート・アングル(39=米国)が総合格闘技デビューする可能性が高まった。18日までに参戦がほぼ固まり、今後は試合方法の交渉に入る。IGFの幹部は「オープンフィンガーをつけての試合も検討中」と話した。

 アングルはかねて総合格闘技に興味を持ち、米国最大の団体UFCからも勧誘された。アントニオ猪木社長(64)は11日の帰国会見で「アングルはもう1度焼き直ししないと駄目でしょう」と話していた。同幹部は小川直也(39)とジョシュ・バーネット(30=米国)に、アングルを絡める総合3WAY戦の可能性についてもも言及した。

 なおアングルは米国で4月13日(日本時間14日)にTNA・PPV大会を控えるため、強行日程での参戦となる。