日本の総合格闘技界の未来を背負う静岡生まれの「超新星」が、5日の「DREAM.8」(愛知・日本ガイシホール)で隣県にメーンイベンターとして凱旋(がいせん)する。青木真也(25=パラエストラ東京)は、静岡市出身。小3で柔道を始め、静岡学園時代から逸材と騒がれた。柔道のかたわら、テレビに映る「400戦無敗の男」ヒクソン・グレイシー(ブラジル)にあこがれ、総合格闘技の世界を夢見た。
高校時代は「静岡には格闘技雑誌が、なかなか売っていなくて困りましたよ」。自転車で毎月市内を探し回った。早大進学後、柔術と出会い、総合格闘技団体DEEPでデビューした。卒業後は「地元にいられる仕事を」と静岡県警に就職。だが「リスクを背負ってやっていく覚悟できた」とわずか2カ月で退職した。
昨年のDREAMライト級(70キロ以下)GPでは準優勝。寝技の技術では、すでに世界トップクラスと言われる。5日には新設されたウエルター級(76キロ以下)GPで同級の第一人者の桜井“マッハ”速人(33)に挑む。「いけるところまでいきますよ」。このまま世界の頂点へ駆け上がる。【浜本卓也】

