総合格闘家兼タレントのベルナール・アッカ(39=フリー)が「2つの故郷」の復興を胸に初のタイトルマッチに挑む。13日、DEEP54(6月24日、後楽園ホール)で同ライトヘビー級王者の中西良行に挑戦することが決定した。拳の負傷で戦線を離れてタレント活動に専念していたが、約1年2カ月ぶりの復帰。都内で会見したアッカは「日本と自国の復興へ、今回の試合で役に立ちたい」と闘志を燃やした。東日本大震災で安否不明の友人がおり、内戦中の故郷コートジボワールの両親にも会えていない。支援活動とともに王座奪取の朗報を届けるつもりだ。