大相撲名古屋場所限りで現役引退した大島親方(40=元関脇旭天鵬)が28日、故郷のモンゴルへ帰省した。前日27日に引退会見を行ったばかりで「親方」と呼ばれると「やめてくれ、慣れないよ」と苦笑い。成田空港では一般人からも「お疲れさまでした」と声をかけられ、握手や写真撮影に応じるなど人気ぶりは相変わらずだった。

 モンゴルには8月半ばまで滞在する予定で「現役時代は長くても8日間ぐらいだった」と、23年半の力士人生からの変化に戸惑いも隠せない様子。29日にはウランバートル市内で恵子夫人(41)と9年越しに挙式する予定で「まげが崩れないうちに、明日」と笑顔で話した。