ＳＫＥ４８兼乃木坂４６松井玲奈（２３）が２４日、ＡＫＢ４８の選抜総選挙（６月６日開票）に立候補しない意向を表明した。「皆さんにお知らせがあります。今年のＡＫＢ４８の選抜総選挙に立候補しません」と自分の公式ツイッターにつづった。

　松井玲は過去６回の総選挙すべてに参加し、過去４回連続でトップ１０入りしていた。昨年は自己最高の５位にランクインしており、スピーチでは「４８グループ、乃木坂に人生をかけている自信がある」と笑顔で胸を張っていた。一方で、今回の出馬辞退が頭をよぎったのは、そのスピーチの瞬間だったという。ブログには「名前が呼ばれてマイクの前に立った時、『もうこれで最後かも』って自然に感じました」と直感を明かした。「皆さんに喜んでもらえるような活躍が“グループの中で”できているのだろうか？　正直に言えば胸を張ってできているとは言えないのが事実」。１年の葛藤の末、「地に足をつけて頑張りたいから、みなさんと自分としっかり向き合っていきたいから、選挙には出ないという答えを選びました」と、大きな決断をした。

　これまでは総選挙への不出馬を表明したメンバーの多くが、その後１年以内にグループ卒業を表明している。卒業を心配するファンに、松井玲はツイッターで「自分なりに皆さんとたくさんの喜びを共有できるよう、これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします」と呼び掛けた。