AKB48の海外姉妹グループで、インドネシア・ジャカルタに拠点を置くJKT48が2日、10枚目のシングル選抜(16位以内)を決める第2回選抜総選挙をジャカルタ市内で行った。AKB48から移籍した仲川遥香(23)は、昨年の3位から1つ順位を上げ、2位にランクイン。1位とは522票の僅差で、初のトップ当選を逃した。

 壇上では「JKTの活動がしていて楽しい半面、今の立場がつらく感じることもありました。自分では背負えないと思いました」と、苦悩の1年だったことを告白。「自分に欠けていることもたくさんありますが、頑張り続けていきたい。まだここにいてもいいですか、みなさん?」と呼び掛け、歓声を浴びていた。

 同じくAKB48から移籍した近野莉菜(22)は、18位に入った。AKB48時代から通じて、総選挙では初のランクイン。「AKB48でかなえられなかった夢を、JKT48でかなえることができました。皆さんからもらったこの順位を大切に、これからも頑張ります」と、感謝を口にした。

 1位は昨年2位のジェシカ・フェランダ(21)。昨年1位のメロディー・ヌランダニ・ラクサニ(23)は3位だった。総得票数は36万6301票で、昨年と比べて16万票以上も増えた。