AKB48は9日、著名人がプロデュースする特別公演の第2弾として、元サッカー日本代表岩本輝雄氏(43)プロデュースによる公演の初日出演メンバーを発表した。

 今月18日に東京・秋葉原のAKB48劇場で初日公演を行う。

 動画サイトYouTubeでは、さながらサッカー日本代表のメンバー発表会見のように、岩本氏が「監督」として、初日メンバー16人を読み上げた。センターを務めるのは、岩本氏の推しメンでもある、小嶋菜月(20)。「3-4-2-1」の1トップ的ポジションと指名した。また2シャドーには、大島涼花(16)加藤玲奈(18)を配置。1トップを支える役割を期待した。

 特別公演開催決定の発表時には、日刊スポーツの取材に「全メンバーをフラットにみたい」と話していた岩本氏。「公演を実際に見て、ベテラン、中堅、若手メンバーをバランスよく選んだ」というメンバーはほか、大和田南那、佐々木優佳里、中西智代梨、中村麻里子、中田ちさと、岩立沙穂、伊豆田莉奈、岡田彩花、川本紗矢、込山榛香、西野未姫、野沢玲奈、そしてサプライズ枠? としてチーム8小栗有以(13)を選出した。

 公演タイトルは「青春はまだ終わらない」。岩本氏は「自分は18~35歳までサッカー一筋で、40歳を超えてAKB48に出会って第2の青春が始まった」と説明。ファン、サポーターに対しては「とてもすばらしいメンバーがそろった。ぜひ熱い声援を送ってほしい」と呼びかけた。

 同特別公演は、AKB48ファンとして知られる米大リーグ・ヤンキースの田中将大投手(26)、政治評論家田原総一朗氏(81)、落語家春風亭小朝(60)、の4人が、それぞれにセットリスト(曲目)を考案するもの。第1弾の小朝プロデュース「イヴはアダムの肋骨」公演は、今月13日に初日を迎える。