NHK大阪放送局の正籬聡(まさがき・さとる)局長は1日、定例会見を開き、席上でNMB48の山本彩(22=AKB48兼任)を「さや姉」と連呼し、山本のボーカルを絶賛した。

 山本は、AKB48初の朝ドラ主題歌となった「365日の紙飛行機」で、AKB48楽曲で初めてセンターを務めている。この感想を聞かれた局長は「さや姉がセンターで、今までのAKB48の楽曲とはちょっと趣が違い、さわやかで前向きな気持ちになる。朝ドラにマッチしている」と話した。

 同楽曲は放送が28日にスタートしたばかりの「あさが来た」(月~土曜、午前8時)の主題歌。アーティスト志向の強い山本に合わせ、フォーク調のナンバーで、山本の歌いだしで静かに始まる。

 「AKB48としても新しい楽曲。AKB48も多様なキャラクターがたくさんいる。奥深い、幅広い。さや姉でまた、新しい顔が見えた。ほんっとに! 良かった! と思います。素晴らしいマッチングです」

 局長は手放しの褒めようだったが、同楽曲がAKB48の次作シングルの表題曲なのか、カップリング曲なのかは未発表。これについて聞かれると「それはもう、個人的には前面に(同楽曲を)押し出していただきたい」と、表題曲へ猛アピールしていた。