AKB48の柏木由紀(24)が12日、東京・NHKホールで初のソロ全国ツアーの東京公演を開催した。打ち合わせから参加したというライブは、ブランコでの空中遊泳などこだわりのステージとなった。

 約1万人の応募の中から抽選で選ばれた約3400人を前に「ショートケーキ」「Birthday Wedding」「365日の紙飛行機」など24曲を歌い上げた。

 「前しか向かねえ」では、初挑戦のエレキギターも披露。入りの部分でいきなり失敗、「もう1回やっていいですか?」と、やり直す場面もあった。演奏後のMCでは「やばい。やっちゃいました。本番前、ずっと練習していたのに…ギターって難しい。これで見納めかもしれません」と、苦笑い。

 また、来月行われる選抜総選挙について、ライブ前の囲み取材で「ファンの方の勢いを感じています」と手応えを感じているようだった。この日も、「AKB人生、無冠で終わって良いのか! あとはやり残したことはないんです。1位になったことないんですよ」と、ファンにアピールしていた。

 また、サプライズで今年7月に上演される舞台「マジすか学園」で主演を務めることが発表された。本人も知らされてなかったということで、「キャー! うれしい!」とファンと一緒になって喜んだ。同舞台は7月25日から8月5日まで赤坂ACTシアターで公演。岡田奈々、田野優花、高橋朱里らも出演する。柏木は、「ツアーが終わっても、みなさんにすぐに会えそうです。このツアーでもらったパワーで頑張ります」と、力強くあいさつしていた。