AKB48中村麻里子(22)が27日、東京・下北沢駅前劇場で出演舞台「センチュリープラント2016」公開稽古に出席した。

 3年ぶりの出演舞台で、主演小野真弓(35)が営む団子店の看板娘を演じる。主宰のTAIYO MAGIC FILMの前回舞台を観劇し、感銘を受けた中村が出演を直談判。ワークショップに通い、オーディションから出演のチャンスをつかんだ。「前回出演した舞台はアイドルばかりだったので、役者さんたちとはほとんど初めてでした。ずっと役者をやりたいと思ってましたけど、自分の実力がゼロだったと思い知らされました。やっと小学生くらいになれました」。約1カ月半の稽古では、表情をほめられることが多かったといい「表情がコントっぽいと言われます(笑い)。せりふ以外の表情も注目してほしいです」と笑顔を見せた。

 物語は人生の選択がテーマ。第8回AKB48選抜総選挙(6月18日、ハードオフエコスタジアム新潟)が控えるが、中村は過去6回いずれも圏外だ。それでも「AKB48人生も7年目。今回も立候補するという選択をしました。(過去6回圏外で)今年こそ花を咲かせたいです」と意気込んでおり、「必ずどこかにいるよね、という必要不可欠な存在になりたい。グループも11年目に入って、私も先輩になってきたので、AKB48以外でも引っ張っていければと思います」と話した。

 舞台は、6月5日まで同所で行われる。