NMB48の渡辺美優紀(22)が9日、大阪・NMB48劇場で卒業公演を行い、涙で約6年のアイドル活動に終止符を打った。

 「こんな、何をしでかすか分からない私を、好きになってくれてありがとう」「幸せなアイドル人生でした」。満員のファンに頭を下げ、涙をぬぐった。セレモニーには、山本彩(23)ら1期生が勢ぞろい。「卒業旅行」を歌い、涙が止まらない渡辺の腰を山本が抱き、パフォーマンスを続ける場面もあった。最後の曲は「わるきー」で締めた。今後は充電期間を経て、各所からのオファー、現況を検討し、第2の人生を決める。