落語家の柳家小三治(69)を3年以上追い続けたドキュメンタリー映画「小三治」が21日、公開され、小三治と康宇政(カン・ウジョン)監督(42)らが都内で行われた舞台あいさつで登壇した。05年秋のリサイタル「歌ま・く・ら」(東京・上野)で、小三治が康氏に録音を依頼。その際に映像も収録したことがきっかけになり、その後も高座の舞台裏や地方公演、プライベートまでカメラが同行。寄席を優先にテレビ出演を控えてきたベテランが、人の心に響く数々の言葉を残した。壇上では「撮影が終わってほっとした。どこを向いてもカメラマンがいないという喜びは、何にも替えがたい」と話し、満員の観客を笑わせた。