元ビートルズのポール・マッカートニー(72)の1年半ぶりの来日公演が21日、大阪市の京セラドーム大阪を皮切りに始まった。

 開始を待ちわびた約4万人の観客の前に、こぶしを挙げてポールが登場すると、会場は一気に盛り上がり公演がスタート。「ブラックバード」「レット・イット・ビー」「ヘイ・ジュード」などビートルズ時代の名曲や、最新アルバムの曲を次々熱唱した。

 曲の合間に関西弁の日本語で「まいど、大阪! 帰ってきたよ!」と呼び掛けるサービスも。客席からはその都度大歓声が上がった。

 昨年5月に東京などで公演する予定だったが、来日後に体調を崩して中止となった。その後、7月にステージ復帰していた。

 大阪公演の次は、23~27日に東京ドームで3公演を行った後、28日には1966年のビートルズ来日以来49年ぶりとなる日本武道館公演が予定されている。