歌手小林幸子(61)が25日、千葉市の幕張メッセで開催されたニコニコ動画のイベント「ニコニコ超会議2015」でプロレスデビューをした。

 格闘家ボブ・サップ(40)、男色ディーノ(37)と対決。セコンドに佐々木健介(48)を従え、マスクを着けて、太ももをあらわにしたセクシーな衣装で登場。最初は「佐々木の妻北斗晶が登場したのかな」という空気感だったが、マスクを取って小林だと分かると、大歓声が上がった。小林はネットの世界では「ラスボス」の愛称で人気者だ。

 早速、初音ミクのカバー曲「さちさちにしてあげる♪」を歌唱。間奏の間に、ボブがラリアートで襲ってきたところを扇子で防御し、そのまま扇子でホールをして3カウント勝ちを収めた。

 プロレス初挑戦の感想を聞かれると、「最初はお断りしたんです。プロレスなんてやったことないから。でも、あらためてお話を聞いたら面白そうなコラボレーションだから、やることにしました。すごく面白かった」と笑顔で振り返った。ディーノをあおむけにし、ボブに勝利した技は「ラスボス旋風」と名付けた。

 負けたボブは、悔しそうな表情で「リマッチ!」。再戦を希望していた。