女優高橋由美子(41)が14年ぶりにグラビアに挑戦、15日発売の「週刊ポスト」に掲載される。80年代後半から90年代にかけ、「20世紀最後の正統派アイドル」といわれた高橋が、熟女の魅力を披露した。

 白いドレスからこぼれそうな柔らかい胸、妖艶な表情は40代の女性だからこそ出せるものだ。同誌にはほかにも、黒のドレスでなまめかしく脚を見せるショットなどが掲載される。

 14年ぶりのグラビアは、高橋自身「思ってもみないオファーだった」と驚いた。しかし、今年は歌手デビュー25年の記念の年であることに加え、01年の写真集「由美子」を撮影したカメラマン、細野晋司氏と再び仕事ができることが決め手になった。

 ジムに通う回数を増やすなどして、撮影に臨んだ。ドラマ、映画、舞台、人に見られることに慣れているはずだが、「正直言って不安でした。自分自身同じ人間なのかと思うくらいの緊張の中での撮影でした」と振り返った。

 仕上がりを見て、高橋は「露出については脱げませんので、あれでご勘弁をお願いします。次回の水着撮影のためにただいま絞り込んでおります。…うそです。とにかく当面はご勘弁を」。いたずらっぽいコメントの中に、満足感がいっぱいだ。

 アイドル、清純派女優から、個性派女優へ。そして41歳でのグラビア挑戦。秋には5年ぶりのベストアルバム発売、7月12日からは、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(日曜午後8時)の大奥編に出演など、活躍が続く。

 ◆高橋は1974年(昭49)1月7日、埼玉県で生まれた。88年、TBS系「冬の旅・女ひとり」でデビュー。90年「Step by Step」で歌手デビューし、「20世紀最後の正統派アイドル」のキャッチフレーズで人気に。熱帯魚のグッピーのように愛らしいことなどの理由で、愛称は「グッピー」。94年、主演のテレビ朝日系ドラマ「南くんの恋人」で全国区になり、主題歌「友達でいいから」は約40万枚のヒットとなった。その後、女優業を中心にミュージカル「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」、フジテレビ系ドラマ「ショムニ」、CMなど幅広く活動している。154センチ、B80-W60-H82センチ。血液型A。