明石家さんま(59)が、自身の冠番組「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)に数回ゲスト出演していた爆笑問題の太田光(50)が、同番組に呼ばれなくなり「干された」と発言したことに対し、真相を明かした。

 太田は9日深夜放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」で、「さんまの-」に呼ばれる機会が減っていることについて言及。出演したくて熱心に交渉もし、さらにスケジュールも空けているが、それでも声が掛からないことを嘆いていた。

 「さんまの-」の27日放送回でその話題に触れたさんまは、「太田が勝手にラジオで言うて。干されてる干されてるって。干した気持ちもないのに」と言及。ある日の番組収録後に太田がさんまの楽屋を訪れ「僕、何か悪いことしましたか?」などと聞きに来たらしく、さんまは「正直に言うたんや、お前、ギャラ高いねん」と答えたことを明かした。

 太田が出演できない状況について、ゲストの今田耕司は太田の妻で芸能事務所タイタンの太田光代社長のギャラ交渉が厳しいと明かし、「この番組のプロデューサーと、えらいコレになってる」と指でやり合う仕草を示して、太田の出演をめぐるバトルが繰り広げられていることを暴露した。

 しかしさんまは慌てて、「11時過ぎの番組やから、そう制作費もないねん。11時過ぎでこのメンバー揃って……頑張ろうとしてくれてる女プロデューサーの気持ちもわかってあげて欲しいわ」とフォローしていた。