NHK「ニュースウオッチ9」の前キャスター大越健介氏(53)が、テレビ復帰することが15日、分かった。米国で大リーグを取材してリポートする特別番組に登場する。BS1で8月下旬に放送する。取材は、アメリカ大陸を横断し、大リーガーや歴史ある球場などを訪ね、米国の野球文化から見えてくるものをリポートする。東大野球部時代は投手だった同氏にとって得意分野。野球経験と取材力、キャスター時代に培った伝える力や親しみやすさなどが起用につながった。
詳細は未定だが、同局ではTPP交渉を題材にした特別番組の放送が計画されており、放送が決まった場合、こちらにも出演予定という。TPP交渉の状況に合わせ、編成も流動的で、総合テレビでの放送が予定されているが、大リーグ番組よりも先に放送される可能性もある。放送されれば「ニュースウオッチ9」以来のキャスターとして出演することになる。
最後の番組出演となった3月27日の「ニュースウオッチ9」終了間際、「別の機会に画面を通してお目にかかれたらと思います。しばしの間お別れです。またいずれお会いしたいと思います」とあいさつした。同局幹部も、キャスター時代の人気と実力、記者としての取材力などを総合的に評価し、大型の特別番組などへの出演の可能性もあると示唆していた。出演の機会は今後も増えそうだ。
◆大越健介(おおこし・けんすけ)1961年(昭36)8月25日、新潟県生まれ。新潟高時代は野球部エースとして79年春の県大会準優勝、夏はベスト8。東大では東京6大学リーグで8勝27敗。85年東大卒業後にNHK入局。岡山放送局で記者として県警、県政を担当。89年報道局政治部に異動。05年にワシントン特派員、07年に同支局長。10年3月から今年3月まで「ニュースウオッチ9」キャスターを務めた。



