ジャニー喜多川氏が作・構成・演出を手掛けるミュージカル「ドリームボーイズ」(東京・帝国劇場)が3日、開幕する。

 今年はダブルキャストで開催。Kis-My-Ft2玉森裕太(25)千賀健永(24)宮田俊哉(26)に加え、中山優馬(21)Sexy Zone菊池風磨(20)マリウス葉(15)の3人が主要キャストとして初出演する。本番直前に公開舞台げいこが行われ、3年連続主演の玉森をはじめ、千賀、宮田が主要キャストを務めるバージョンが披露された。

 玉森は昨年披露した大きなリングに挟まれる形で回転する「玉フラ」に加え、今年はつながれた3つの鉄のリングを使い、フライングを披露する新技「たまのぼり」も披露。命名した玉森は「ぶら下がったり上ったりするのですが、衣装がピンク色なので、こいのぼりにかけてみました」と由来を説明。「『玉フラ』に加え、今年は『たまのぼり』もあるので、目がグルグル回ります。前回よりも新しくしないと、挑戦という意味で頑張っています」と意気込んだ。

 千賀はマイケル・ジャクソンのヒット曲「スリラー」で、キレキレのダンスを披露した。「マイケル・ジャクソン感を出したかった。(千賀にちなみ)センケル・ジャクソンの『センラー』です」と胸を張った。宮田は「1人で歌う時にピーターパンみたいに飛ぶので、ミヤターパンです」と続くなど、滑り気味の2人に対し、おっとりした玉森がすかさず「しっかりしてくれ」と突っ込むなど、チームワークの良さを発揮していた。