映画「スター・ウォーズ」シリーズで使用された宇宙船の模型が、ハリウッド映画の記念品オークションで45万ドル(約5400万円)で落札されたとニューヨーク・デイリーニューズ紙などが報じた。

 約40センチほどの宇宙船の模型は、シリーズ1作目にあたる「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」(77年公開)で初めて登場したもので、当初は20~30万ドルの間で落札されると予想されていた。オークションの主催者が米国時間の2日、発表したところによると落札価格は、「スター・ウォーズ」の記念品としては史上最高値を記録したという。また、レイヤ姫を演じたキャリー・フィッシャーが、「エピソード6/ジェダイの帰還」で着ていた奴隷用ビキニドレスの衣装も9万6000ドル(約1150万円)と、予想をはるかに上回る高価格で落札された。

 1日に終了したオークションでは、TVシリーズ「スーパーマン」でジョージ・リーブスが着たスーパーマンの衣装が21万6000ドル(約2600万円)で落札。TVで使用された衣装としては史上最高記録を更新した。さらに、映画「インディアナ・ジョーンズ」シリーズでハリソン・フォードが使用した牛追いムチが20万4000ドル(約2450万円)で落札。フォードが着ていたシャツやレザー・ジャケットも、それぞれ7万2000ドル以上(約860万円)で落札されたという。

 12月18日に世界同時公開されるシリーズ最新作「スター・ウォーズ:フォースの覚醒」は、オリジナルキャストのフォード、フィッシャー、マーク・ハミルらが復帰し、「ジェダイの帰還」から30年後の設定で新たな冒険が描かれる。(ニューヨーク=鹿目直子)