SKE48の元メンバーで芸能界を引退していた矢神久美(21)が、新たに名古屋の芸能プロダクションに所属したことがわかった。

 芸能プロダクション「みらいくーる」は29日、公式サイトで矢神が新たに所属したことを発表。「これまで育てて頂いた地域の方々に恩返しをしたいという本人の思いから 更に幅広く様々な事に挑戦し、地域活性化を目的とした活動に取り組んでいきます」とした。

 同事務所所属にともない、矢神の地元である愛知県、東海地方の地域活性化を目的とした支援団体「CHIIA39Q3」(ちいあさんきゅーきゅーさん)の立ち上げも発表した。矢神は「地域PRアンバサダー」との立場でプロデュース、プロモーション活動を行うという。

 矢神は同団体での活動に向けた自筆コメントを掲載。「私は愛知県に生まれ、SKE48に入り、私の21年間は沢山の人と、この地域に育ててもらいました。なので、これからは私がこの地域のために恩返ししていき感謝の気持ちが伝えていければと思っています。私はまだまだ力不足ですが、誰かのために、地域のために役にたてたらと思っています」との思いをつづった。

 矢神は2013年5月にSKEを卒業し、芸能界も引退。今年9月に元SKEの桑原みずきが発起人となった「もう一度だけ会いたい。幻の再会プロジェクト」に参加し、期間限定で芸能活動を再開すると発表していた。