今年3月にがん予防のために卵巣摘出手術を受けた女優アンジェリーナ・ジョリー(40)が、手術をしたことで閉経が早まったことを英デイリー・テレグラフ紙のインタビューで告白した。

 「閉経して良かったと思っているわ。大人になった感じがして幸せよ」とコメント。更年期障害に悩まされることもなかったと言い、「ひどい副作用も出てないし、とても幸運だと思う。年を取って落ち着いた感じがしている」と語った。

 母を卵巣がんで亡くしているジョリーは、2013年に乳がん予防のために両乳房切除手術を受け、今年3月には卵巣摘出手術に踏み切ったことをニューヨーク・タイムズ紙に寄稿した文章で明かしていた。「簡単な決断ではなかった」と語っていたジョリーだが、夫の俳優ブラッド・ピット(51)の支えがあったからこそ乗り越えられてきたとインタビューで明かした。「彼が愛し、女らしさを感じるのは賢くて、有能で、家族を思いやる女性であり、肉体的なことは関係ないと明確に言ってくれたの」とジョリー。そんなピットは、26日の感謝祭は台所に立って愛する妻と6人の子供たちのためにターキーを焼き、料理を振る舞うと語っている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)