6人組女性グループ、フェアリーズが26日、千葉・浦安市の舞浜アンフィシアターで東名阪ツアーの最終公演を行った。

 先月発売したばかりの新曲「Mr.Platonic」や、それぞれのソロ曲など計23曲を披露。約2100人のファンから何度も熱い歓声を受けた。

 藤田みりあ(17)は、今年は今回と春の2回の東名阪ツアーを行ったことを「すごく充実した1年だった」と振り返った。林田真尋(17)も「個々がそれぞれ成長できた1年だった」と続いた。

 トークが得意な藤田は、前日のクリスマスを1人で過ごしたことを「クリぼっちでシングルベルを聞きました」と、ジョーク交じりに話して盛り上げた。

 11年にデビューして5年。「Mr.Platonic」が過去最高の売り上げを記録するなど、今年に入ってジワジワと人気が浸透してきた。ダンス、歌唱、ルックス、ファッションの4拍子がそろった6人は同性の憧れの的で、この日も会場を埋める半数以上が同年代の女性ファンだった。

 終盤には伊藤萌々香(18)が、来年3月23日に13枚目のシングル「クロスロード」を発売すると発表。会場から「絶対買うよー」「楽しみー」などの声が飛ぶなど、アットホームな2時間のステージだった。