ジャニーズ事務所所属の山下智久(30)が、SMAPメンバーの独立騒動の余波で困惑していたことが20日、分かった。今日21日発売の「週刊文春」が報じている。同誌はSMAPの育ての親とされる女性マネジメント室長がSMAP以外に山下も独立させようとしていたと伝えている。同誌の取材に、事務所顧問で関連会社の代表取締役が答えており、独立の意思があるのか聞かれた山下が、「逆になぜそんなことを聞かれるのか」と驚いていたと伝えている。

 さらに事務所顧問は山下について「彼はジャニーズで育ったし、事務所が大好き」と説明。山下がマネジメント室長に「もし(室長が)独立しても、僕は事務所に残らせていただきます」と宣言したことも証言している。また、山下がジャニー喜多川社長に「僕は独立画策なんてしていません」と念押しのために伝え、「僕はどうなっちゃうんですか」と不安を訴えていたことも明かしている。

 ジャニーズ事務所は日刊スポーツの取材に対して、同誌に掲載された代表取締役のコメントについて「その通りです」と答え、山下の独立説を否定した。

 山下の独立説が浮上したのは、女性マネジメント室長が昨年夏時点まで直接マネジメントを担当していたからとみられる。室長は事務所内で、その手腕を高く評価され、事務所に退社の意向を伝えた昨年夏までSMAP以外に、山下やKis-My-Ft2のマネジメントを任され、Sexy Zone、A.B.C-Z、東京ジャニーズJrのテレビ出演に関連する仕事も手掛けていた。