NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜午後8時)主演の堺雅人(42)が8日、都内の同局で合同インタビューを行った。

 これまで放送された9話を振り返り、室賀正武(西村雅彦)や春日信達(前川泰之)らマイナー武将に反響があることがうれしいという。室賀が真田信幸(大泉洋)にほぼ毎週「黙れ小童(こわっぱ)!」とカミナリを落とすけんまくがお約束として話題になっている。堺は「三谷幸喜さんの西村雅彦さんの使い方が」と笑い「『黙れ小童』をあそこまで重ねてくるとは思わなかった。流行語大賞を狙っている」と楽しそうに語った。

 現在は、前半の見どころとなる徳川との上田合戦を撮影中。「合戦の迫力そのままに、三谷さんならではの変わった合戦が描かれています。僕が六文銭の旗を持って、あの手この手で敵を挑発し続け、バカにし続ける45分。カロリーの高い撮影でへろへろになりました」。

 14話からの大坂編では、ガラリと雰囲気が変わるという。「リズムが違って、まったく違うシリーズになる」と話した。