女優松岡茉優(21)が20日、モーニング娘。’16の一員として、パシフィコ横浜で行われたハロー!プロジェクトのコンサートに出演した。

 ℃-uteやアンジュルムら、ハロプロの各グループがパフォーマンスした後、モー娘のリーダー譜久村聖(19)と石田亜佑美(19)がステージに登場した。

 「今日はここで、モーニング娘のスペシャルメンバーをご紹介したいと思います。テレビでいつも私たちのファンだと言ってくださる、女優さんです。その方は、ガソリンになる、と約束してくださいました。それでは、スペシャルメンバー『まゆまゆ』の、おこだわりを見守ってください」

 メンバー全員が登場し、中央の松岡の顔がステージ後方のモニターに大きく映し出されると、「うおおおおおお!」と大歓声があがった。

 松岡は、昨年末で卒業したかつてのエース、鞘師里保が務めたセンターポジションで、「One・Two・Three」をパフォーマンスした。メンバーたちに引けを取らないダンスを見せ、後半のシャウトするパートでも力強い歌声を披露した。途中で、隣にいた石田と笑顔でアイコンタクトを交わすシーンも。最後にポーズを決めると、大きな拍手を浴びた。「ありがとうございました~!」と叫んで客席に手を振りながら、退場していった。

 このサプライズは、来月8日スタートのテレビ東京系ドラマ「その『おこだわり』、私にもくれよ!!」(金曜深夜0時52分)内の企画。劇中で主演の松岡がモー娘に加入し、最終回でステージに立ったシーンを放送するという。

 この日のパフォーマンス前、取材に応じた松岡は「私は本当にモーニング娘さんの大ファンなので、感激しました。人生のアルバムの1ページに大きく刻まれます」と大喜び。ただ、モー娘の中に入ったことによって、「モー娘を見て涙を流す私」は失われたしまったと明かし、「監督は殺人罪ですよ!」と独特の表現で笑わせた。

 また、曲冒頭で体をくねらせる「ウエーブ」ダンスに苦労したと明かすと、譜久村から「すごくうまかったですよ!」とおだてられた。「いや~。本当にうれしいなあ~~!」と終始ニヤけっぱなしだった。