ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏（４３）が女優・渡辺えり（６１）の涙の訴えを「感情論」と切り捨てた。

　熊本地震発生後、東日本大震災の時にもあった、いわゆるエンターテイメントは自粛すべきとの風潮が広がっている。堀江氏は一貫して「過度の自粛は日常生活を取り戻す妨げにすらなる」と主張。自身が出演予定だったインターネット番組が急きょ放送延期となった件を「クレームが怖いだけのばかげた行為」だと批判していた。

　これに対し様々な議論が沸き起こるなか、２２日のフジテレビ系「バイキング」で渡辺えりが「被災した人たちは本当に大変なんですよ。堀江さんも実際に行ってみてほしい。そんなこと言えない」と泣きじゃくりながら抗議したことが複数のメディアで報じられ、話題となっていた。

　堀江氏はこれを受け、同日ツイッターで「渡辺えりとか言う人はこれが、ネットの放送局で地上波では無いことを誤解している」と反応。選択の幅が小さい地上波ではなく、必要としない限り目にすることはないインターネット番組の話だとし、「前提条件も考えずに感情論に走るやつらばっかりでどうにもならんね」と憤りを見せた。

　堀江氏は東日本大震災の際、自身も積極的に動くなど被災者支援に奔走している。にもかかわらず感情的な渡辺の主張が大きく報じられたことに対し「ま、アホが多いので仕方ない」とバッサリ斬った。