林家たい平(51)が29日、日本テレビ系「笑点」(日曜午後5時半)生放送で、同局系「24時間テレビ39」(8月27、28日)のチャリティーマラソン走者を務めることが発表された。番組終了後、会見を行った。

 ランナーの依頼を受けた、約1カ月前を振り返った。

 「笑点50周年の展覧会に行って、笑点がたくさんの人に愛されていることを感じたあと『走ってくれませんか』と言われた。50周年の今、自分がここにいる意味、師匠が倒れてしまった意味、歌丸師匠が勇退をなさる意味。いろんなことが怖かったけど、全てが背中を押してくれた。師匠が元日に『俺は絶対に復帰するから』と言ってくれた言葉を受け、弟子として何かできないかと思っていた」と話すと、熱い思いがこぼれた。

 決して体調が万全というわけではない。入門時より体重は20キロ増えたという。「今、正座をしている段階で、右の膝が痛い。数年前からサポーターをはめてるような状況」と、膝に問題を抱えていることを打ち明けた。「もし痛めてしまって正座ができなくなったら本業の落語に響いてしまう。そこは先生に見てもらいながら、なんとか走りきりたい」と決意を述べた。

 たい平の決意に、普段は毒舌で有名な三遊亭円楽(66)も熱くなった。「笑点50周年への思い、歌丸師匠への思い、こん平師匠への思い。3つを背負って走ってくれるので、笑点の仲間として、できる限りのサポートをして参ります」と頼もしく語った。