NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の25日の平均視聴率が21・6%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均視聴率は、初回からすべて20%を超えている。これで12週連続での20%超となった。

 これまでの最高は、4月27日と、6月8日の常子(高畑充希)が帝大生の星野武蔵(坂口健太郎)にプロポーズされた回の24・6%。4月6日と同26日が20・7%と自己最低タイだった。

 25日の回は、祖母滝子(大地真央)は「青柳商店」の看板を下ろすことを決断した。木曽に引き込んで療養するといい、常子ら一家には目黒に借家を用意した。青柳商店を去る日、末娘の美子(杉咲花)は滝子のための縫いかけの浴衣を見せて「次に会うときまでに仕上げておくから」と言う。

 だが、それが一家と滝子との最後の別れになった、という回だった。