NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の14日の平均視聴率が23・3%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。前日13日は22・6%だった。

 これまでの最高は4月27日と、6月8日の常子(高畑充希)が帝大生の星野武蔵(坂口健太郎)にプロポーズされた回の24・6%。7月7日の19・4%が最低となった。

 13日の回は、花山伊佐次(唐沢寿明)が、大工と間違われ家の修繕をした。その最中に母の君子(木村多江)や末娘の美子(杉咲花)らと触れながら小橋家の様子を知る。常子の「とと姉ちゃん」となる決意も見た。

 小銭入れのガマ口を落として探して帰ってきた常子は、ガマ口がなぜか家にあるのを見つけて、花山が届けにきて大工と間違って家を修繕させてしまったことに気付く。

 翌日、珈琲店を訪ね、おわびをして帰ろうとすると、花山が「編集を手伝う。次の号だけ」と言った。

 あの天才編集者と言われる花山が、常子らの出版を手伝ってくれることになった、という回だった。