神宮花火がダンスフロアに変身! 最先端ダンスミュージックに日本の伝統和楽器を融合させたプロジェクト「HANABI」が、20日に東京・明治神宮外苑で行われる 「2016神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ新聞社主催)に出演することが決まった。

 軟式球場に出演する。DJYaksaが織りなすダンスミュージックと津軽三味線奏者・久保田祐司、尺八奏者・中村仁樹らの演奏にあわせて、日本舞踊家花柳琴臣監修のクラブダンサーたちが舞い踊る。そして、墨絵イラストレーターの茂本ヒデキチが巨大アートを完成させる。

 同プロジェクトは経済産業省のクールジャパン事業の認定を受けている。昨年はオランダで開催された世界最大規模の音楽祭「アムステルダム・ダンス・イベント」に参加し、高い評価を受けた。サウンド・プロデューサー嘉屋正(38)は、「日本人にしかできない、日本のアイデンティティーを伝えられるコンテンツを全世界に発信していくことを目指しています。神宮花火では、本物の花火に負けないステージをお見せしたい」と抱負を語っている。

 国内では初のアルバムが8月19日に配信限定リリースされる予定。海外でも10月23日に在オランダ日本大使館主催のジャパン・フェスティバル、同月27日から29日にはUAEでのライブへの出演を予定している。

 神宮外苑花火大会のチケットは、チケットぴあ、Yahoo!チケットで発売中。軟式球場には、HANABIのほかに、TRF、東京女子流、虹のコンキスタドール、神宿らが、もう一つのステージがある神宮球場には渡辺美里、AKB48、ダイアモンド☆ユカイと「ミス・サイゴン」カンパニーらが出演する。