SMAP木村拓哉(43)が22日、休暇のため滞在していたハワイから、千葉・成田空港に帰国した。

 搭乗口から出てきた木村は、厳しい表情を見せながらも、報道陣に対応した。ファンに対しての気持ちを聞かれると「急な話で驚かせてしまったと思いますし、すごく、ごめんなさいという言葉です」と、謝罪の言葉を漏らした。解散が決まったことは、ハワイで知ったという。

 メンバーへの思いを聞かれると、「やっぱりずっと一緒にやってきたメンバーなので、気持ちというか、ここまでやってこれたという事実は事実なので…」などと、複雑な心境を口にした。

 解散を納得しているか聞かれると、「それはファンの皆さんが一番納得してないと思う」と話し、「納得というよりかは、去年の末から、今回の騒動に至るまで、自分自身は変わっていないので、はい」と伝えた。

 その前の、ゲートに到着した際は、報道陣から「おかえりなさい」と声をかけられたが、無言だった。笑顔はなかったが、しっかり上を向いていた。動く歩道から降りる際、空港スタッフに促され、1度、頭を下げた。周囲を通りがかった40代くらいの女性たちは「本当にかっこいい~! まじヤバイ」と大興奮で、スマートフォンで写真や動画を撮影していた。

 SMAPは7月下旬、いったんグループ活動を休業という形で調整に入っていたが、10日、ハワイに滞在している木村を除く香取慎吾(39)草なぎ剛(42)稲垣吾郎(42)中居正広(44)の4人が、ジャニー氏のもとを訪問。香取と草なぎが「休業ではなく、解散したい」と主張し、稲垣も同調。翌11日の役員協議で解散が正式に決まった。

※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字体その下に刀