NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の26日の平均視聴率が22・6%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高は8月17日で常子(高畑充希)が、かつて帝大生で常子にプロポーズした星野武蔵(坂口健太郎)と再会してしまうというドラマチックな展開。25・9%を記録した。最低は8月6日で、放送時間が変わったため、18%だった。

 26日の回は、常子は、社員を集めて、社内の制度を変えることを話し始めた。 あなたの暮らしの読者には主婦が多い。家で家事に専念する人もいれば働きながらの主婦もいる。10人居れば10人の暮らしがある。そうした人の役に立つための雑誌を創るために「あなたの暮らし」出版も、時代に合わせて変わり続ける必要がある。

 新しい勤務の形として「在宅勤務を始める」というものだった。

 家事との両立に悩み、退社を申し出た女性社員も「もう1度前向きに主人と話し合ってみます」と話してくれた。

 一方、花山も「あなたの暮らし」が変わっていくために新しい企画を考えていた。だが、心筋梗塞で倒れて以来、無理はできない体になっていた。

 ある日、午後になっても花山が出社してこない。心配していると、常子に電話がかかってきた。

 花山が「広島で取材している」という。「取材できる体ではない」という常子に対し、一方的に電話を切ってしまった。花山は、何を取材しているのか、という回だった。