宝塚歌劇団宙組公演のミュージカル「王妃の館 -Chateau de la Reine-(シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ)」、レビュー「VIVA! FESTA!」の制作会見が26日、都内で行われ、トップスター朝夏まなと、トップ娘役実咲凜音が出席した。

 「王妃-」は、浅田次郎氏の小説が原作のコメディーで、昨年、水谷豊主演で映画化された。パリを舞台に、個性的な小説家やツアーコンダクターが繰り広げる騒動が描かれている。

 朝夏は「コメディーは予測できないところが難しく楽しい。宙組の魅力を存分に発揮できるよう引っ張っていきたい」と話した。また、同公演で実咲が退団する。朝夏は「最後までいい舞台を一緒に作りたい」。

 ミュージカル好きという浅田氏も同席。これまでは宝塚の舞台を見る機会がなかったそうだが、会見前に行われたショーの一部を見て「楽しみでなりません。どきどきしております」。

 宝塚大劇場は来年2月3日~3月6日、東京・宝塚劇場は3月31日~4月30日。