俳優草刈正雄(64)が9日、東京・霞が関の文化庁を表敬訪問した。

 ナレーターを務めるBS-TBS系の新番組「日本遺産」(今月13日放送開始、日曜午前9時半、文化庁協力)に先駆け行われたもの。同番組では、現在37カ所ある文化庁認定の「日本遺産」を紹介していく。草刈は「お話をいただいて、二つ返事でオッケーしました。ゆくゆくは(声だけでなく)絵にも出てほしい、と言われました」と明かした。

 日本でお気に入りの場所について聞かれると「地域のお祭りが好き。日本人なので、見ると(血が)騒ぎます」とニッコリ。「(出身地である)福岡・小倉の『小倉祇園太鼓』に参加したことがあるので、機会があれば是非」と、番組プロデューサーに地元をアピールした。

 文化庁長官の宮田亮平氏は、草刈について「声も良いけど、イントネーションも良い。ご自身もご出演なさって、若い女性の心をわしづかみにしていただけたら」と絶賛。草刈は「長官、ノリがいいですね!」と照れていた。