タレント橋本マナミ(32)が17日、都内で韓国映画「アシュラ」(3月4日公開)のトークイベントに出席した。

 同映画は絶対的な悪の前に正義がかすむほどの究極の修羅場を描いた作品。キム・ソンス監督(55)は「現代の本当の悪は政治家、法律家、警察など権力を握る者の中にいると思ってこの映画を作った」。

 愛人キャラクターでも知られる橋本は、同映画の出演者の中で誰の愛人になりたいか聞かれ、その流れで日本人なら誰の愛人になりたいか問われた。「言ったらニュースになっちゃうじゃないですか」と戸惑いながらも「宇梶剛士さん」と答えた。さらにその魅力を「危なさと優しさのはざまで揺れ動きたいです。ギャップがいい」と説明。続けて「大丈夫ですか? ご迷惑になりませんかね」と宇梶を気遣った。

 映画の内容にちなんで、恋愛の修羅場についても話した。「24歳のころ、50代の方とお付き合いをしていました」と切り出し「紳士で格好良かったのですが、海外旅行中にケンカで別れ話になったら『別れたくない!』と床の上を転げ回って。引きましたね。最後まで『アシュラ』のキャスト陣のように格好良さを貫き通して欲しかったです」と語った。

 写真撮影ではキム監督とは腕を組んだ。「この写真をソウルのキャスト陣が見たら、台本がなくても修羅場の映画が撮れそうだ」と話したが、表情は笑顔だった。