平井堅(45)が4日、東京・表参道ヒルズで行われたラジオ局J-WAVEとファッション誌「VERY」などが主催するイベント「大人のひな祭り」に出演した。

 拍手で迎えられながら登場した。アコースティックギターの演奏に合わせて、「魔法って言っていいかな?」を披露した。序盤で「もう1回やっていい?」と中断して、最初から歌い直す一幕も。観客500人の笑いを誘った。

 「今日は『大人のひな祭り』ということで、なにやら淫靡(いんび)な感じがしますけどね。お内裏様もまさに“カチコチ”」と下ネタを交えてトーク。その後最新シングルで、この日公開の映画「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」主題歌の「僕の心をつくってよ」を歌った。「緊張しすぎて吐きそうですね」と照れ笑いした。

 現在、平井とドラえもんの顔がかたどられたコラボ弁当企画も実施している。「ドラえもんはいつも愛らしいけど、僕が弁当になっていくさまが気持ち悪い。弁当向きの顔じゃないんですよ」と嘆いた。弁当向きの顔をしたタレントは誰か聞かれると、「ベッキーとか? …間違えた。いや、間違えてないか。うまくポンと出なかった」と焦った。さらに「清水富美加でもいいですよ」と、出家騒動で話題となった清水の名前も出し、会場を沸かせた。

 「ドラえもん」映画の主題歌を歌った影響を聞かれると、「今まで、僕の兄の子供とか、僕のことを虫けらのように見ていたんですよ。でも、今回の曲を歌ってから、『堅ちゃ~ん、今度ライブ行くから』って言われて。影響力がすごいなと思いました」と喜んだ。