韓国の男性ダンスボーカルグループEXOの初ユニット「EXO-CBX(エクソ-チェンベクシ)」が、5月に日本デビューをすることが10日、ネット生配信サービス、LINE LIVEの番組「さしめし特別編」で発表された。

 メンバーはチェン(24)ベクヒョン(24)シウミン(26)の3人。昨年10月に韓国でミニアルバム「Hey Mama!」でデビューし、その後も多くの歌番組に出演。EXOはクールで格好良いイメージと音楽性を持つが、CBXはカラフルでポップなサウンドを求めている。

 この日、3人は日刊スポーツの独占取材に応じた。

 -5月に日本デビューが決まりました。そもそも、なぜこの3人なのか

 シウミン とっても気が合ってお互いのことを知っている。追求する音楽の方向性も似ている。

 -EXOの中でも特に歌のうまい3人と聞いています

 ベクヒョン そのように言ってもらいありがとうございます。

 シウミン 僕自身はメインボーカルではないけれど、CBXの活動を通じて、成長していきたい。

 -期待と不安、どちらが大きいですか

 チェン いつも僕は期待の方が大きいです。ユニットを組んだ時、ほかのメンバーがいないというプレッシャーはあったけど、次のステージに対する期待の方が高まりました。

 -日本でどんな活動をしますか

 シウミン いろんな地域の皆さんとファンイベントをしたいなと思っています。それが今年の目標です。

 -EXOとCBXの大きな違いは

 チェン、シウミン (声をそろえて)自由奔放なことです。

 海外男性アーティストとして、デビューから最速(3年7カ月)で東京ドーム公演にたどり着いた人気と実力を持つEXO。その初ユニットが初夏の訪れを待って日本に上陸する。Kポップファンの枠を超え、大きな注目を集めそうだ。【松本久】

 ◆EXO(エクソ) 2012年4月に韓国と中国で同時デビュー。13年に発売した初アルバム「XOXO」は、韓国で12年ぶりのミリオンヒットを記録。ビルボードが選定した「2014年注目すべきアーティスト14」にアジアから唯一選出された。15年11月「Love Me Right」で日本デビュー。同年のオリコン年間ランキング新人部門のCD売り上げ3冠を達成。15、16年の2年連続で東京ドーム公演を成功させた。YouTubeの総再生回数が昨年で10億回を突破した。