元AKB48の演歌歌手岩佐美咲(22)らが24日、ヒットスタジオ東京八重洲で「クラウン徳間フレッシュ演歌まつり」に出席した。

 岩佐のほか津吹みゆ(21)羽山みずき(25)中沢卓也(21)浅野祥(27)工藤あやの(22)が出席。岩佐は「同世代だけでこうして歌うのは珍しく、本当に貴重な機会をいただきました」と話した。岩佐は16年3月にAKB48を卒業。「演歌歌手として1本立ちして2年目。これからが勝負です」と話し、秋元康氏作詞の最新曲「鯖街道」を披露した。

 中沢は今年1月にデビューしたばかり。「デビュー曲『青いダイヤモンド』は人とのつながりを歌った曲で、デビュー曲にピッタリです」。

 羽山は昨年4月にデビュー。元巫女(みこ)という異色のキャリア。「全く違う職業に挑んで最初はとまどいもありましたが、新しい出会いに感謝しています」と話し、最新曲「雪ん子風唄」を披露。

 津軽三味線奏者でもある浅野は昨年1月にデビューしたが、11月には新曲「逢いたかったぜ内蔵助」を発表。「自分も浅野なので気になって調べてみたら、浅野内匠頭の末裔(まつえい)ということが分かりました。このことを話したらネットニュースに取り上げられ、コメントで『うそをつくな』と書かれトラウマになっています」と話した。

 津吹は直球ボイスがキャッチコピーでデビュー3年目。「最近宝塚にはまっていて、休みの日はDVDをみています」と話し、ステージで宝塚ならぬ「津吹塚」を披露し、最新曲「雨のむこうの故郷」を歌った。

 工藤は14年1月デビュー。「ここで歌うのはデビュー曲の発表以来です。しまむらで買った服がそのままジャケット写真になりましたが、今はオーダーメードで衣装を作ってもらえるようになりました」と話し、最新曲「恋ごよみ」を披露した。

 浅野が岩佐に「国民的アイドルでしたもんね」と話すと「誰推しでした」と突っ込まれ、「本人を前に申し訳ありませんが、(大島)優子推しでした」とキッパリと言いはなった。